How This All Ends / Nuvolascura

Artist	Nuvolascura
Country	Japan
Format	CD
Genre	Post Hardcore Screamo
Label	LongLegsLongArms
Release Year	2025
Design Type	Digital Art Photo
Color	Colorful Red

2025年7月8日に発売された、アメリカ・カリフォルニアの激情ハードコアバンド Nuvolascuraのオリジナルアルバムです。
所有しているのは3LAからリリースの歌詞対訳・バンドインタビュー付国内盤CDです。
バンド通算3枚目のフルアルバムで、前作から約5年の制作期間を経て完成した本作はエモバイオレンスやスクリーモを基調にしつつもより金属的で構築的なアンサンブルと緻密な音処理が施された集大成的な作品となっていて、全10曲で約22分という構成は短いながらも圧倒的な熱量と爆発力を放ち、バンドの持つ情動と内省的な部分の交差点として強い印象を残しています。
演奏面でも急激なリズムチェンジやポリリズム、変則的な展開を随所に盛り込みながら感情の臨界を描き出すようなサウンドを披露しており、先行でデジタルリリースされていた「figment of reality」ではクリーンボーカルも取り入れるなど新しい境地も見せてくれています。
ジャケットは薄い霧に包まれたような、灰色と紫味を帯びた風景フォトに赤の波状ロゴが中央に浮かび上がるミニマルなデザインで、音の波形や都市のシルエットを思わせる抽象的なビジュアルとなっています。
アルバムタイトル「How This All Ends」はカバー下部に逆さ文字で記され、現実と内面、開始と終焉が交錯するような印象を与えていて、激情的な音楽性と静謐な視覚表現の対比が作品の魅力をさらに引き立てています。
歌詞カード内には多くのフォトもレイアウトされており、別紙で付属しているインタビューもバンドの成り立ちや過去作の制作についても語られていて読み応えがあります。
デザインに関するクレジット類の記載がないため、デザイナー等は不明です。

Tracklist

01. if portals were linear; you’ll die soon enough / 細い入口だとしたら
02. and in the end, we threw it all away / 結局私たちは全て捨てた
03. why we never returned to the moon / 月に還らなかった理由
04. figment of reality / 真実が生み出すもの
05. if at all / 仮定
06. cordiform projection / ハート形地図
07. ex-cryptids / 幻獣の化身
08. last embers of awareness / 意識の残り火
09. before you disappeared / 貴方を失う前に
10. polar destinies / 正反対の宿命

Design Credit

UNKNOWN