OVERSEA / 本田美奈子
Artist | 本田美奈子 |
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Country | Japan |
Format | Vinyl |
Genre | J-Pop |
Label | Eastworld 東芝EMI |
Release Year | 1987 |
Design Type | Photo |
Color | Colorful |
1987年6月22日に発売された、本田美奈子氏のオリジナルアルバムです。
CDやカセットテープ形態でのリリースもありますが、所有しているのはLP盤です。
通算4枚目となる彼女の音楽キャリアにおいて大きな転機となる作品で、ロサンゼルス録音&全編英語詞で構成、制作にはマイケル・ジャクソン氏のスタッフも関わっていたりとタイトルの通り国際的な志向と音楽的チャレンジが色濃く表れています。
サウンドもこれまでのアイドルポップとは一線を画し、R&Bやファンク、エレクトロ・フリースタイルなど、80年代後半のアーバンなサウンドを大胆に取り入れており、「Sneak Away」や「That’s The Way I Want It」は、Tower of Powerのホーンセクションなどを起用して重厚かつ洗練されたサウンドが印象的です。
オリコンチャートで4位を記録し商業的にも成功を収めましたが、何より注目されたのはアイドルから脱却し国際的なアーティストへと進化していこうという姿勢で、以降のロックバンド結成やミュージカル出演など、多方面へ活躍の幅を広げていく布石ともなった作品だと思います。
ジャケットは同日発売のシングル「HEART BREAK」のジャケットでも使用されているフォトをより引いてレイアウトしたデザインで、物流で使われるような木箱を背景にまるで自身を海外へと解き放とうとするかのようなコンセプトを感じさせています。
アートディレクションはKyoji Kawai氏、フォトグラフィーはKazuyoshi Nakagomi氏、クリエイティブディレクションはKenichi Nomura氏とMasanobu Kondo氏とShigeki Yanagitani氏によるものです。
Tracklist
01. Sneak Away
02. Let's Start Again
03. That's The Way I Want It
04. Take It Or Leave It
05. Playboy
06. Heart Break
07. Plaything
08. Girl Talk
09. You Can Do It
Design Credit
Art director : Kyoji Kawai
Photographer : Kazuyoshi Nakagomi
Stylist : Reiko Sase
Makeup artist : Kenji Saiga
Creative director : Kenichi Nomura, Masanobu Kondo, Shigeki Yanagitani