Ningún Muro Consiguió Jamás Contener la Primavera / HABAK
Artist | HABAK |
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Country | Japan |
Format | CD |
Genre | Crust Hardcore |
Label | LongLegsLongArms |
Release Year | 2024 |
Design Type | Illustration |
Color | Brown |
2024年3月22日に発売された、メキシコのネオクラストバンド HABAKのオリジナルアルバムです。
所有しているのは3LAからリリースの国内盤CDです。
IctusやEkkaia等に代表されるスペインのネオクラストバンド譲りのメロディ・リフを携えながら、メキシコという土地で活動するバンドメンバーが直面している怒りや悲しみ・絶望感をドラマティックかつエモーショナルなに表現した美しさと激しさが共存するようなサウンドが特徴です。
長尺の曲ではスローで繊細なパートも聴かせてくれて、その対比としての激なパートは疾走感と緊張感・焦燥感が入り混じったヒリヒリとした展開でブチ上げてくれます。
ジャケットは花や蝶が描かれた荘厳なアートワークで、レーベルインフォによると「有機的な生態系システムを人間が作り出す資本主義的システムと対に置かれている点にも深い視点がある。深層にある表現には今の日本に住む我々としても無関係ではいられない問題意識があり、彼らの作品を国内盤としてリリースする理由は十分に感じられるはず。」とあり、何かを問いかけられて思考するきっかけや現代の日本社会で生き辛さを感じる者にも訴えかけるメッセージ性を感じられます。
日本語対訳シートと帯・ステッカーが付属していて、帯にある「どんな壁も春を閉じこめることはできなかった」というワードが素敵です。
アートワークはFall Of Efrafa等のバンドでボーカルも務めているAlex CF氏、CDのデザインはBeto Exabrupto氏によるものです。
Tracklist
01. La no violencia es un privilegio / 非暴力は特権
02. No crecen flores aquí solo podagrarias / イワミツバのほかに、ここに花は咲かない
03. No aceptaremos con pasividad el exterminio al que nos han condenado / 私たちに宣告された絶滅を、進んで受け入れはしないだろう
04. Interludio I. En la búsqueda de mis nostalgias / 間奏I. ノスタルジーを求めて
05. Encierro a cielo abierto / 開かれた空への幽閉
06. Hasta que vivir valga la pena / 生きることに価値があるまで
07. Interludio II. Manifiesto contra la productividad / 間奏 II. 生産性への声明
08. En defensa del ocio creativo / 創造的な余暇を守るために
09. Ningún muro consiguió jamás contener la primavera / どんな壁も春を閉じこめることはできなかった
Design Credit
Arte por Alex CF | Diseño para el CD por Beto Exabrupto