HUMANICAL GARDEN / Z.O.A

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1992年に発売された、Z.O.Aのオリジナルアルバムです。
所有しているのはCD盤で、詳細な発売日は不明です。
ニューウェーブ/ポストパンクの影響が色濃かった前作までの方向性に加えて、本作ではプログレ感が取り入れられているのが大きな特徴で、巧みなギターワークと複雑なリズム隊に乗る陰鬱で耽美的にボーカルワークは独特なものとなっています。
静謐なパートとパンキッシュでプログレッシブなパートの対比が美しく、時にファンクやノイズの影響なども垣間見えてその音楽性の引き出しや懐の広さなども感じられ、それぞれの楽器隊の音が緻密に絡み合いながらも捻くれていてボーカルと共に狂気性を孕んでいます。
ジャケットは目をモチーフとしたイラストが黒い背景を上下に分割するようにレイアウトされたデザインで、青でタイトルが、あかでバンド名が記載されていてその配色も含めて不穏でスリリングな印象に仕上がっています。
バックカバーはグリーン地にイラストと曲目が記載されており、歌詞カードにはバンドの往年のライブフォトが多数掲載されているのも貴重です。
カバーはオリジナルがYBO2の北村昌士氏、 CDはKorpus Gによるものです。

Tracklist

01. Man Caged At The Zoo
02. Wall
03. Over The Trap
04. Red People In Disorder
05. Gazing At The Earth
06. Taste Of Black
07. Hatred
08. In The Head
09. Mind (Demo Track)

Design Credit

COVERING : M.KITAMURA & Korpus G