立春 / SCARE CROW

https://vk.gy/artists/scare-crow/

1994年11月11日に発売された、SCARE CROWのオリジナルアルバムです。
デモやVHS、オムニバスの参加以外ではバンドが唯一残したCD作品で、ヴィジュアル系にカテゴライズされる事が多いバンドですがそのサウンドや世界観は他のバンドとは確実に一線を画しています。
複雑でテクニカルな演奏と楽曲、日本文学のような言葉の響きが美しい歌詞、風鈴や虫の音、川のせせらぎ音といった効果音までもがただの添え物ではなく見事に昇華されており、一度聞いただけでは到底理解が出来ない底の深さにいつの間にかハマってしまう作品です。
プログレやニューウェーブ、アートフォークからジャズの要素まで入り混じったサウンドはJAPANやキングクリムゾンなどがよく引き合いに出されていますが、個人的にはZ.O.AやASYLUMといったトランスレコード系にも通ずるものを感じます。
結局ライブを見る事は出来なかったのですが、このバンドの短い活動期間当時に音源を購入出来た事を本当に嬉しく思います。
ジャケットは純和風なデジタルアートによるデザインで、散文詩のような詞とグラフィックの絡みが美しい歌詞カードになっています。ちなみにVHS「如月し けふの風やとくらむ」には歌詞が掲載されています。
アートデザイナーはRikiya Saitoh氏によるものです。

Tracklist

01. 紙箋の上の日本猫
02. きいろ結え
03. ニダイ
04. 鳴り行く雨
05. 籠
06. 陽時計と日々記
07. 美娼

Design Credit

Art designer : Rikiya Saitoh ("FAKIR")